留学体験記

宮田雅恵さん

海外で何かできる自分になりたい

留学を決意

 私が留学を志したのは大学1年次に大学が主催する南カリフォルニア語学研修に参加したことがきっかけでした。それまでは、「世界」と聞いても遠く自分には関係のないコトだと思っていました。しかし、実際にアメリカの地で見てそして感じたもの・・・それは今まで日本に対する視野しかなかった私にとってすべてが衝撃的な出来事でした。初めて自分が外国人になり、私の視野が日本から世界に広がった時、「こんなにも世界が広いのならば、私にしか出来ない何かがあるかもしれない。」と、突然、自分の可能性が大きく開けた気がしました。この経験より、たった2週間の研修であったため、その後もっと長期に滞在し世界をみてみたいと思い、留学をすることを決意しました。とは言っても私はもともと英語が全くできず、英語の授業で周りと比較しては、悔しい思いを何度も経験しました。しかし、一度決めた「留学」を実現するためには後は自分が行動するか否かです。 私は、そう決意してからバイト・部活も続ける中、1・2年次は毎日図書館に引きこもり、英語の勉強、大学の授業、またキャリアセンター主催の課外活動にも参加し、自ら積極的に学業に励んでいきました。 そしてその後、 学内の特待生に2年連続選ばれるなど学業でも結果がではじめ、大学2年次に中国のマカオ大学への交換留学生に選ばれることができました。

挑戦の日々

 マカオとはもともとポルトガル領で現在は中国の特別行政地区と呼ばれ、東洋と西洋が混合した文化を形成し、多国籍な人々が集まるとても魅力的な国です。私が行ったマカオ大学は経営学が非常に有名であり、世界33か国から200人の留学生が集まり、授業では英語、しかし一歩外に出ると広東語といつもさまざまな言語がとびかっていました。さらにルームメイトも中国人であったため英語と中国語の二言語を学ぶことができした。 このような地に多くの夢や希望をもって挑んだ留学生活。しかし今振り返って感じること、それは苦難の連続であったということです。
 その一つ目が言語の壁です。 日本でも英語の授業を多く履修していたため、留学当初はリスニングだけはなんとかなるだろうと思っていました。しかし、実際に授業に参加すると教授は中国人。初めて聞く、中国人の英語を聞き取ることが全くできず、落ち込む日々が続きました。今まで、アメリカ人が話す英語が標準の英語だと考えていました。しかし、世界の共通語が英語であるならば、これから世界で働く際も、最も人口の多い中国人の英語もマスターする必要があるのではないのか・・。そう考えるようになってからは、毎回の授業を録音して、その晩に授業の復習とともにChinese-Englishを聞き取れるよう努力し、ルームメイトの英語も毎回注意して聞くように意識していくようになりました。
 二つ目は、学業に対する意識の差です。 マカオ大学ではほとんどの授業でレポートの提出、またプレゼンテーションが課題で出されるため、授業では必ずグループワークがありました。しかし、周りに友達もいない、またその当時は英語でのコミュニケーションもうまく取れなかった私は、チームになかなか入り込めず、悔しい想いをたくさんしました。日本では他の学生と比べたら勉強をしている方だと思っていましたが、その比較にならないほど、マカオ大学では勉学に24時間取り組んでいる多くの学生の姿を目にしました。これから世界を舞台に働くとき、私はこの人たちに負けないくらいの力を身につけなければならない、と考えたとき「くよくよ弱音を吐いている暇はない。どうせ苦しむなら、誰よりも頑張ろう」と心に決め、常にモチベーションを維持していきました。 このように始めは多くの壁があったものの、一つ一つ勇気をもってとことん挑戦することにより、気が付けば、ルームメイトとは常に行動を共にする親友となり、また留学中に国境を越えた新しい友人を200名以上つくることができました。毎日の取り組みの成果としてTOEICの点数を300点あげ、授業のグループワークでは教授より最高評価を頂くこともできました。
 自分の弱さと向き合い毎日が苦しかった留学生活、しかし今振り返ると自分がもっとも成長し、毎日が充実した日々であったと改めて感じています。 そして留学後も「海外で何かできる自分に」と想い、経営学部のグローバルプログラム(ヨーロッパ)に参加させていただき、平和の中核である国際連合を訪問するなど、この創価大学の環境下において私にできる事、全てに挑戦していきました。

勇気を出して行動

 最後に、私が創価大学4年間を通して感じたこと、それは創価大学の環境はピカイチだということです。Chit chat club、English Forumなど英語を学ぶ環境、また交換留学、語学研修など海外に行くプログラムが多く準備されています。ですので、あとどのような大学生活を過ごすのか・・それはみなさんの「行動」次第だと思います。自分を一回りも二回りも大きくするチャンスを絶対に見逃さないで、意味がないかもしれない、挑戦しても失敗するかもしれないと思うことに対しても是非、勇気を出して行動し、最高の大学生活を過ごしていってください。