グローバル・プログラム(GP)とは

2012年度 GPヨーロッパ/国連事務所前にて(ウィーン)
2012年度 GPヨーロッパ/国連事務所前にて(ウィーン)

 グローバルプログラム(GP)とは、国際感覚を身に付けたプロフェッショナルな人材を養成することを目的とした、経営学部独自の英語で学ぶ専用科目群です。その中核科目は、GPミッションといって、国際機関や大学院などの一流の専門家による英語講義を海外に行って聞いてきます。ミッションとは使命を帯びた派遣という意味で、創大生の代表として世界の最前線の「地球市民としての企業」に関する活動と研究・教育を学んできます。ビジネス英語の基礎を徹底して学び、継続して「ビジネスと経営」を英語で学ぶ専門科目が4年間を通して設定されています。経営学部には、「学ぶ心に灯をともす」仕掛けがあるのです。

 海外の訪問先としては、スイスやフランスなど欧州を中心に渡航するとともに、現在発展が著しいアジアに目を向け、シンガポール、マレーシア、香港などアジア地域におけるフィールドワークも強化しています。CSR(企業の社会的責任)の視点を用いた投資SRI(社会的責任投資)など、アジア諸国の取組みを現地大学やNPO担当者の講義を受けることで考察を発展させます。このように、日本にとどまらず、ヨーロッパやアジアなど各国の経済的・文化的な専門知識を習得していきます。

 2010年夏、GPヨーロッパは「人間主義経営を求めて」をテーマに、スイスのジュネーブ、イタリアのローマ、トリノ、ミラノと巡りました。2011年の春は2回目となるGPジャパンを立川と京都で実施。続いて初のGPアメリカを「環境問題に立ち向かう経営学」をテーマに、南カリフォルニア大学とハワイ大学を中心に実施しました。2011年度は、夏にGPアジアを実施し、持続可能な発展を学ぶため、シンガポール、タイ、ベトナムを巡りました。そして2012年春にはGPアメリカが2回目の研修を実施しました。2012年夏、GPヨーロッパが、スイス、ドイツ、オーストリアの旅を実施することになっています。

英語力を強化し、起業家、国際的企業人を目指すグローバルプログラム。

欧州国連本部
欧州国連本部

グローバルプログラム(GP)の特色は、海外現地研修をカリキュラムのメインとしているところです。一般に机上の講義はその15%程度しか記憶に残らないと言われていますが、実際に現場で体験したことは約85%を覚えているという報告がなされています。ビジネスの現場を経験することでグローバルな視点での知識と知恵が育まれるカリキュラム、それがGPです。また、国際機関や国際NGO、多国籍企業本社で直接の担当者から英語で生の講義を受けることは、国際的人材としての素養とセンスを磨く格好の場でもあります。その内容は実に大学院レベルに匹敵するものです。


グローバルプログラム冊子
毎年研修後、
その成果は報告書にまとめられる。

GPミッションは、国内合宿、集中講義、討議→訪問先事前調査→海外訪問研修→研修報告書作成(英語)の上がれで実施。教職員がサポートしながら学生が主体となり、全員が一体となって共同運営をすることで、各学生が持つ可能性を伸ばし、モチベーションを高めること同時に、ビジネスや経営の第一線を肌で感じ現場を体験することができます。将来、国際舞台で活躍するセンスを体得し、幅広いチャンスを見出します。また、英会話能力や英作文能力などビジネス英語を習得するための講義、Business Englishを履修するので、より生きたビジネス英語を身に付けることができるのです。

主な研修訪問先

  • UN(国際連合)
  • タイ・アジア工科大学AIT
  • 人間主義経営センター
  • ICRC(赤十字国際委員会)
  • 英国BITC(コミュニティーにおけるビジネス)
  • ILO(国際労働機関)
  • スイスIMD ビジネス・スクール
  • フランスINSEAD ビジネス・スクール
  • TUC(イギリス労働組合会議)
  • WBCSD(持続可能開発経済人会議)

英語で行う授業科目

  • Study Skills for Global Business Ⅰ・Ⅱ
  • Business English Ⅲ
  • International Management
  • Management Forum AB
  • Multicultural Management
  • Global Business Issues Ⅲ
  • Global Business Communication Ⅲ( 2014年度開講予定)
  • Introduction to Global Business Leadership( 2014年開講予定)
  • Stakeholder Dialogue( 2014年開講予定)

経営学部の海外研修(夏または春に開催)

地球市民としての企業

欧州、アジアの国連機関やCSR(企業の社会的責任)専門機関を訪れ、英語で第一線の専門家の授業を受けます。変容教育の一環として、グローバル社会で仕事をするため、自分を変える」ことに主眼を置き、留学とは一味違った研修プログラムを提供しています。2年生以上が参加可能となります。

英国レディング大学研修

英語教育で名高い大学で、英語とグローバル経営を学びます。ロンドンでの研修でビジネスの最前線を体験します。

カナダ・ヴィクトリア大学研修

カナダの名門経営学部・ビジネス・スクールが企画運営する国際経営教育プログラムに参加します。他国からの留学生とともに切磋琢磨します。

人間主義経営センターのHPで
GPヨーロッパ2012が高い評価を受けました!

「人間主義経営センター(Humanistic Management Center)」は、世界的研究者とコンサル タントなどが中心となって、人間主義経営の世界的発信と展開を目指し、スイス・ジュネーブを拠 点に設立された国際的な研究組織です。当センターは、アジア初のノーベル経済学賞受賞者ア マルティア・セン氏や、ノーベル平和賞受賞者で北海道大学や東北大学などでも名誉博士を務 めるムハマド・ユヌス氏も期待を寄せています。
その世界的な注目を集める「人間主義経営センター」のHPに、本学GPヨーロッパ2012の一環 として、ジュネーブの国連・国際労働機関(ILO)本部、および、世界教会協議会(WCC)で開かれ たワークショップで本学学生が行ったプレゼンテーションが高い評価をもって紹介されました。 プレゼンテーションでは、人間主義経営の原則に立った日本企業の事例研究と、日本的観点から 見た人間主義経営の3つの主要原則について発表され、その後の議論や意見交流についても高 い理解力を示した本学学生が賛辞をもって紹介されています。

『人間主義経営センター』URL
※当センターの記事内容はこちらのURLからご覧いただけます。
http://www.humanisticmanagement.org/

GPヨーロッパ

GPヨーロッパは、2010年度、GPミッションという名称で新たに第一期生として出発しました。今後の教育と研究に貢献するという「ミッション(使命)」を明確にするとともに、創立者の思想を発信してゆくことも使命にしようとの意味も込められています。

GPアジア

2011年夏、グローバルプログラム(GP)アジアがシンガポール・タイ、ベトナムの3か国を巡って行われました。英語の講義をダイレクトに体感するだけでなく、英語でプレゼンテーションを行い、創価大学からアジアへ発信し大きな反響を得ました。

GPアメリカ

GPアメリカは第1期が2011年春、第2期が2012年春にそれぞれ行なわれました。環境問題に立ち向かう経営学というテーマを掲げ、アメリカという世界の感触を直に触れられる貴重な機会となりました。

GPジャパン

2009年度、初めてグローバルプログラムの国内研修(GPジャパン)が実施されました。日本及び日本企業が求められている要件を効果的に学ぶことができ、大きな成果を得ることができました。