GPアメリカ

グローバル・プログラム・アメリカ
 2010年度(平成23年2月20日~3月6日)
 2011年度(平成24年2月28日~3月12日)


 グローバルプログラム・アメリカ(GP-USA)は第1期が2011年春(2/20-3/6)に第2期が2012年春(2/28-3/12)にそれぞれ21名、13名の学生とともに行われました。ともに「環境問題に立ち向かう経営学 (Resolving Environmental Issues -- Perspectives of Business Administration)」というテーマを掲げ、アメリカという世界、すなわち、世界を牽引する国のエネルギー・貧富の差という現実・発想の斬新さ・個人主義の世界といった感触を直に触れられる貴重な機会となりました。



 ロサンゼルスは元来が砂漠地帯であり、水の確保をはじめ、環境意識の高さは全米で随一の地域です。また、集中講義を受けた南カリフォルニア大学 (University of Southen California) は、環境保護でもリードする実績を誇っています。さすが、先進機関だけあり、環境保護というよりは、より一般化された「持続可能性 (Sustainablity)」という概念で様々な取り組みを行っていました。そのような大きなフレームワークのもと、大学の持続可能性、企業の持続可能性、都市の持続可能性、そして人類の持続可能性に広がる一連のアクティビティについて濃密な議論が展開できました。創大生も大学の環境保護活動の比較に関するプレゼンを行うなど、積極的に学ぶことができました。



 ハワイでは、ハワイ大学を中心に講義を受けてきました。観光立国を目指す日本にとって、長年にわたり、環境問題を観光産業の両立に成功したハワイから学べることがあるはずです。創大生も「日本人が観光地としてハワイを選ぶためのビジネス戦略」と題するプレゼンを行い、観光経済学の権威であるジェームズ・マック先生と直接意見交換する機会を得ることができました。




 他にも研修では、フクシマ原発を視察されたメシュカティ博士(南カリフォルニア大学教授)の講演、持続可能性に関して先進的な活動をしている現地企業の事例研究、戸田国際平和研究所の表敬とウルバン所長との懇談、アメリカ創価大学の見学など、わずか2週間にもかかわらず、「高密度原体験」というグローバルプログラムの基本コンセプトを踏襲する内容になりました。


 参加した学生たちは、多くが初めての海外ということで、文化や習慣のちょっとした違いにも興味を持っていました。彼らの成長は目覚ましく、積極的な発言によって講師たちを感心させていたのが印象的でした。学生たちにとって「多様性」や「寛容」といった概念について深く理解し、将来の貴重な糧となる体験になったと感じております。